趣味や感想時々ぼやきを気の向くままに
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柳宿好きさんと張宿好きさんに前々からお勧めされていたレミゼラブル。映画で最初見て、上下巻の文庫を読んで、そして昨日27日!ついに!舞台観て参りました梅田芸術劇場!!今年で既に2回目です、前回は春のナルト舞台でした(こちらは今日アニメイトからDVD受け取ってきたので、また後日)
さてさて。Twitterの方でつらつらしてたのを貼り付けていきましょう。
まずは、入って一番に「生オーケストラ!」始まって早々に「おおミュージカル!」二人の最初のやりとり、ヤンさんバルジャンの解放された喜び溢れるソロの力強さに「何で1階席にしなかった!いやオペラグラス!」等々内心叫ぶわ小躍りするわで。落ち着きのない舞台初心者です。
思い出した順に、岸ジャベさんから。声が美しくて立ち姿が力強くて頑なさに溢れてて、最期の震える声音とのギャップが大層素敵でした。バックスクリーン使っての川に落ちる演出が、こう見せるのか!と。バルジャン見つけた時の高ぶりを抑えた動作と押さえきれてない声が好きです。
ヤンバルジャンさんは、冒頭の荒々しさを見た直後の市長っぷりに思わず素で「……誰?」状態。そして声聞いてそうだそうだと思い出す。文庫でマリウスに秘密を明かした後の彼があまりにあんまりだったので、姿を隠すとの言葉とマリウスのやわらかさにちょっとほっとしました。これは映画でも一緒だったかな。ジャベとの病院での対決、両者一歩も譲らずでの〆の言葉がぴたっと揃う様に燃え上がって堪りません。
海宝マリウスさんと清水コゼットさんは、もう心から眩しかった。キラッキラしてた!文章だとやや鼻についた(ごめんマリ) 若さ・相手しか見えてない様が、仕方ないなぁ可愛いなぁと思わせてくれたのは役者さん方の魅力だなぁと。エポニーヌに面と向かってコゼットの住所を頼む時、本っ当全く彼女を見てないんだ。
その平野エポニーヌさん。可愛くて声に凛とした強さがあって独唱の独りでも立っていけると豪語するような佇まいで、そんな彼女の「わかってないのね」にきゅんときました。舞台だと、彼女がバリケードの最初の死者になるんだなぁ。最期マリ独りに見送られた小説から、アベセやバリケードの仲間や大勢の人間が彼女の死を悼むように変更がなされてるんだなぁと、少し嬉しく思ったり。バルジャンが亡くなる場面、ファンティーヌと共に迎えに来ての女性デュエットも素晴らしかったです。
ところで、アベセが。色々事前に聞いたけどもアンジョルラスとグランテールしか判別つきませんでしたすみません!(ToT) 常に先頭に立ち皆の鼓舞し声を上げる勇ましさ、からの、マリへの「休め」の一言のやわらかさが!温かさが!野島アンジョはお兄ちゃんってのはこれかーっ!!!と。落差が凄かった。お兄ちゃんでした。後、長身と聞いてたのとよくアンジョの側にいたのとで多分この人?と辺りをつけてた原コンブさん。そしてクールフェラックだけ名前呼ばれてた気がする羨ましい。戦闘の途中で撃たれてた人誰?亡くなったエポ抱えたマリの肩抱いてたの誰??ガブが走り去る時追いかけたり、小さな亡骸抱えてくれてたの誰??後ろでアンジョとハイタッチしてたの誰ー!??な状態。勿体無い。いやしかし、広い舞台で皆が皆動くから追いきれないんです。目が足りない。
最期は一人一人(多分アンジョとグランテールも皆と同じにように?)撃たれ倒れていって。数日後、生き残ったマリと灯りを持った彼らの霊の場面が……。その行い・在り方・死が例え全くの無意味・無駄だったとしても。その元となった彼らの願いと理想自体はとても綺麗で美しいもので、その魂に救いがあって欲しいと願わずにいられないのがもう…もう……エミヤシロウかUBWか泣くわー!!!( ;∀;) と盛大に脱線して涙腺ゆるんでました。まさかの共通項にもうね!小説でも映画でも全く思わなかったのに!あの夜と朝の間に浮かぶ墓標のような幾つもの灯りの美しさとマリの歌声の静かさと、後方で見守り立ち去る霊達・地獄へ(生きていく世界へ)歩みを進める生者の対比とか。逆に舞台ラストでは、死者と霊達が歩み寄る様子だとか、長い道のりの果て、確かに彼らに救いが与えられたんだと視覚的に揺さぶってくる照明の明るさだとか。 ……この辺で自重します、すみません。
で。忘れちゃいけないのがテナルディエ夫妻。もうこの二人が!心底!生き生きしててもうこの二人はこれで良いんだなと納得しましたよ悪人だけども!! 最後の結婚式では彼らが現れただけで場内に忍び笑い出てたから。森さん(妻)がケーキつまんで「めっちゃうまい!」とか大笑いだから。場面戻って宿屋にて、激しく言い争いしてたところで宿屋に来たお客に夫婦揃って「いらっしゃーい♪」だから。……れいかく山の山賊達のノリが、もし宿屋での夫婦や客や皆で歌っている様子のようだったら。仕方ないなぁ、と笑ってしまえる。近付きたくはないけども(笑)
それから、第一幕最後の歌。それぞれの人物達の曲(生きざま)が重なっていって〆の「明日がくれば」で一つに揃うこの盛り上がりに燃えたぎったり、ここまで第一幕か凄いな?!と思ったり。内容濃すぎて、これ絶対全部追いきれてない。どれだけ見落としてるんだろう。でもこの、次に何がくるかわからない緊張・驚き・興奮は初見の特権なんだろうなぁとか、等々。
あ、舞台展開・転換が凄く速いのに、大道具(本当「大!」道具)の出し入れがさくさくスムーズ過ぎる程で、役者さん方の椅子やら小道具やらの片付けもささっとしてて、この統率感に鳥肌立った。照明落とされると全く舞台上が見えなくて、先に上げたジャベの橋の場面が「え?いつ橋消えた?!後ろ変わった?!!」状態。
後、何があったかな……。最後の最後のカーテンコールの時、バルジャンかジャベかが両手に二人の少女抱えて歩いて出てきて、三人がとても幸せそうで天使が三人ここにいました。可愛かった。何度も何度も出てきて挨拶してくれたなぁ。後レミゼ通信的なものがロビーに置いていました。グリコバルジャンと食い倒れ太郎ジャベに笑い、舞台終了後に再度見てまた笑いました。こんなのも作ってるんだなぁ、楽しい。
自分一人では確実に、わざわざ劇場まで出向いて観劇とかしないよなぁと自覚があるだけに、勧めて頂いたお二人には深く感謝を。凄い作品を教えてくださってありがとうございました。……思い出したらまた忘れた頃でも追記しよう。
さてさて。Twitterの方でつらつらしてたのを貼り付けていきましょう。
まずは、入って一番に「生オーケストラ!」始まって早々に「おおミュージカル!」二人の最初のやりとり、ヤンさんバルジャンの解放された喜び溢れるソロの力強さに「何で1階席にしなかった!いやオペラグラス!」等々内心叫ぶわ小躍りするわで。落ち着きのない舞台初心者です。
思い出した順に、岸ジャベさんから。声が美しくて立ち姿が力強くて頑なさに溢れてて、最期の震える声音とのギャップが大層素敵でした。バックスクリーン使っての川に落ちる演出が、こう見せるのか!と。バルジャン見つけた時の高ぶりを抑えた動作と押さえきれてない声が好きです。
ヤンバルジャンさんは、冒頭の荒々しさを見た直後の市長っぷりに思わず素で「……誰?」状態。そして声聞いてそうだそうだと思い出す。文庫でマリウスに秘密を明かした後の彼があまりにあんまりだったので、姿を隠すとの言葉とマリウスのやわらかさにちょっとほっとしました。これは映画でも一緒だったかな。ジャベとの病院での対決、両者一歩も譲らずでの〆の言葉がぴたっと揃う様に燃え上がって堪りません。
海宝マリウスさんと清水コゼットさんは、もう心から眩しかった。キラッキラしてた!文章だとやや鼻についた(ごめんマリ) 若さ・相手しか見えてない様が、仕方ないなぁ可愛いなぁと思わせてくれたのは役者さん方の魅力だなぁと。エポニーヌに面と向かってコゼットの住所を頼む時、本っ当全く彼女を見てないんだ。
その平野エポニーヌさん。可愛くて声に凛とした強さがあって独唱の独りでも立っていけると豪語するような佇まいで、そんな彼女の「わかってないのね」にきゅんときました。舞台だと、彼女がバリケードの最初の死者になるんだなぁ。最期マリ独りに見送られた小説から、アベセやバリケードの仲間や大勢の人間が彼女の死を悼むように変更がなされてるんだなぁと、少し嬉しく思ったり。バルジャンが亡くなる場面、ファンティーヌと共に迎えに来ての女性デュエットも素晴らしかったです。
ところで、アベセが。色々事前に聞いたけどもアンジョルラスとグランテールしか判別つきませんでしたすみません!(ToT) 常に先頭に立ち皆の鼓舞し声を上げる勇ましさ、からの、マリへの「休め」の一言のやわらかさが!温かさが!野島アンジョはお兄ちゃんってのはこれかーっ!!!と。落差が凄かった。お兄ちゃんでした。後、長身と聞いてたのとよくアンジョの側にいたのとで多分この人?と辺りをつけてた原コンブさん。そしてクールフェラックだけ名前呼ばれてた気がする羨ましい。戦闘の途中で撃たれてた人誰?亡くなったエポ抱えたマリの肩抱いてたの誰??ガブが走り去る時追いかけたり、小さな亡骸抱えてくれてたの誰??後ろでアンジョとハイタッチしてたの誰ー!??な状態。勿体無い。いやしかし、広い舞台で皆が皆動くから追いきれないんです。目が足りない。
最期は一人一人(多分アンジョとグランテールも皆と同じにように?)撃たれ倒れていって。数日後、生き残ったマリと灯りを持った彼らの霊の場面が……。その行い・在り方・死が例え全くの無意味・無駄だったとしても。その元となった彼らの願いと理想自体はとても綺麗で美しいもので、その魂に救いがあって欲しいと願わずにいられないのがもう…もう……エミヤシロウかUBWか泣くわー!!!( ;∀;) と盛大に脱線して涙腺ゆるんでました。まさかの共通項にもうね!小説でも映画でも全く思わなかったのに!あの夜と朝の間に浮かぶ墓標のような幾つもの灯りの美しさとマリの歌声の静かさと、後方で見守り立ち去る霊達・地獄へ(生きていく世界へ)歩みを進める生者の対比とか。逆に舞台ラストでは、死者と霊達が歩み寄る様子だとか、長い道のりの果て、確かに彼らに救いが与えられたんだと視覚的に揺さぶってくる照明の明るさだとか。 ……この辺で自重します、すみません。
で。忘れちゃいけないのがテナルディエ夫妻。もうこの二人が!心底!生き生きしててもうこの二人はこれで良いんだなと納得しましたよ悪人だけども!! 最後の結婚式では彼らが現れただけで場内に忍び笑い出てたから。森さん(妻)がケーキつまんで「めっちゃうまい!」とか大笑いだから。場面戻って宿屋にて、激しく言い争いしてたところで宿屋に来たお客に夫婦揃って「いらっしゃーい♪」だから。……れいかく山の山賊達のノリが、もし宿屋での夫婦や客や皆で歌っている様子のようだったら。仕方ないなぁ、と笑ってしまえる。近付きたくはないけども(笑)
それから、第一幕最後の歌。それぞれの人物達の曲(生きざま)が重なっていって〆の「明日がくれば」で一つに揃うこの盛り上がりに燃えたぎったり、ここまで第一幕か凄いな?!と思ったり。内容濃すぎて、これ絶対全部追いきれてない。どれだけ見落としてるんだろう。でもこの、次に何がくるかわからない緊張・驚き・興奮は初見の特権なんだろうなぁとか、等々。
あ、舞台展開・転換が凄く速いのに、大道具(本当「大!」道具)の出し入れがさくさくスムーズ過ぎる程で、役者さん方の椅子やら小道具やらの片付けもささっとしてて、この統率感に鳥肌立った。照明落とされると全く舞台上が見えなくて、先に上げたジャベの橋の場面が「え?いつ橋消えた?!後ろ変わった?!!」状態。
後、何があったかな……。最後の最後のカーテンコールの時、バルジャンかジャベかが両手に二人の少女抱えて歩いて出てきて、三人がとても幸せそうで天使が三人ここにいました。可愛かった。何度も何度も出てきて挨拶してくれたなぁ。後レミゼ通信的なものがロビーに置いていました。グリコバルジャンと食い倒れ太郎ジャベに笑い、舞台終了後に再度見てまた笑いました。こんなのも作ってるんだなぁ、楽しい。
自分一人では確実に、わざわざ劇場まで出向いて観劇とかしないよなぁと自覚があるだけに、勧めて頂いたお二人には深く感謝を。凄い作品を教えてくださってありがとうございました。……思い出したらまた忘れた頃でも追記しよう。
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近畿圏の真ん中辺り在住。
井宿好きが高じてサイト開設、
書棚に二次創作物諸々収納。
此方で気ままに呟き綴り中。
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