よもや２ヶ月間が空くとは思わなんだ……；
出だしから一気にFateルートクリアまでいきました、以下折り畳みへ。

……頑ななまでに一途な女の子がどこか歪で危うい一途な男の子と出会い、万能の釜の入手から破壊に至る葛藤だとか心の揺れだとかを追っていくFateルートに、当時は当時でのめり込んだ訳ですが。Zero原作読んでアニメ見て、今回ルートクリアまで再プレイしてもう涙腺がね！特に柳洞寺決戦がね！
まずセイバー。サーヴァントは道具だ、戦う事・勝利する事のみに固執するという意識に最初なかなか共感できず。しかし前回の初めての召喚時、王として騎士として誇りある戦いの上に願いを叶えようとしたところ、悉くマスターから道具としてしか見られず、誇りは踏みにじられ、征服王には在り方を全否定され、守りたい者も守りきれず、せめてと願った聖杯を令呪で強制的に己の手で破壊させられ。何の期待ももう持たないと聖杯さえ入手できたらとの心が、今回そのマスターの子の言葉や言動に振り回され解されていく過程だとか！過去のやり直しを諦め受け止めた時の彼女の言葉と思いに、父のように彼女を案じていた征服王を思い出したりとか！何よりも聖杯破壊を決めた時にこぼれ落ちた「切嗣は正しかった」との言葉がね！
そして切嗣といえば、もう士郎の言葉やら言動やら全てに彼の影響が色濃いのはわかっていた事だけども、このルートの未来が赤弓に至る道だとわかっていたけども。……文面と士郎の台詞に彼の名前が出るだけで堪らなくなる自分は相当重症だなぁと。あのZeroという悲劇や第四次メンバーの物語があったからこそ、Fateルートメンバーの物語がより鮮やかであたたかくて燃える物に感じられて、見事にうろぶちさんの術中のドツボだなぁと思ったり。
そしてUBWルートもOPムービーゲットまでプレイした訳ですが。……今度は何回奇声上げさせられるんだろうなぁと今から振り回されっ放しです。さて、次はいつプレイできるだろう。